注目される地震活動 本文へジャンプ

07/
12/07
12/7;09:48;伊豆諸島(八丈島370km南南東海域);M6.0;
深さ50km;最大震度2
図07/12/07_1は、最近1週間の震源近郊の地震活動です。
M5.1,M5.1,M5.0,M4.8,M4.8の地震活動が続いています。

図07/12/07_2は、1990年以降のM3以上の近郊の地震活動です。
西から、赤の帯、紫の帯、青の帯、緑の帯の地震活動帯があります。
500-800km、300-500km、150-300km、70-150kmの地震の深さの地震帯があることがわかります。

図07/12/07_3は、2007年以降のM3以上の近郊の地震活動です。
本地震は緑の地震帯;70-150kmで発生しました。

図07/12/07_5に過去1年間のM5以上の頻度マップを示しましたが、本地震は、M5以上の地震が年に1回発生する海域で発生しました。
年に2回発生する海域(黄色)が、父島の西方沖と八丈島の東方沖にあります。
図07/12/07_1

USGSより引用
図07/12/07_2

1990年以降現在までの地震活動マップです。

地震の大きさは
図07/12/07_4の左で示したように円の大きさで表します。

地震の深さは
図07/12/07_4の右で示したように色で表します。


USGSより引用
図07/12/07_3

2007年1/1以降の地震活動マップです。

地震の大きさは
図07/12/07_4の左で示したように円の大きさで表します。

地震の深さは
図07/12/07_4の右で示したように色で表します。


USGSより引用
図07/12/07_4
図07/12/07_5

近郊の過去1年間のマグニチュード5以上の地震の頻度マップです。
地震の深さはすべての深さです。


USGSより引用
07/
11/20
●11/20、20:46、八丈島東方沖;M5.2、地震の深さ10km、最大震度2
震源地はこちら
11/20、2:49、小笠原諸島父島近海;M4.7、地震の深さ60km、最大震度2
震源地はこちら
図07/11/19_1は2007年以降の伊豆七島の地震活動マップです。
八丈島東方沖地震は八丈島の東南東100kmの海域で発生した。本地震の海域ではM4-M5地震が散見されていることがわかる。

図07/11/19_1は2007年以降の小笠原諸島近海の地震活動マップです。
小笠原諸島父島近海地震は父島の85km北西海域で発生した。
小笠原諸島西方沖は深さの異なる地震帯が存在することが知られている。
最も西方から赤(500-800km深度)、紫(300-500km深度)、青(150-300km深度)の深発地震帯がある。本地震活動はその東方の緑(80-150km深度)の地震帯で発生した。
図07/11/19_1と図07/11/19_1は一部海域が重なっているが、小笠原諸島から伊豆大島までの七島小笠原海嶺の2007年以降の地震活動を知ることができる。
最も地震活動が激しい地域としては、伊豆七島の南、鳥島の東方沖でM4-5の激しい地震活動が集中していることがわかる。小笠原諸島の父島から約400km北の海域である
図07/11/20_1

2007年1/1以降の地震活動マップです。

地震の大きさは
図07/11/20_2の左で示したように円の大きさで表します。

地震の深さは
図07/11/20_2の右で示したように色で表します。


USGSより引用
図07/11/20_2
図07/11/19_1

2007年1/1以降の地震活動マップです。

地震の大きさは
図07/11/20_2の左で示したように円の大きさで表します。

地震の深さは
図07/11/20_2の右で示したように色で表します。


USGSより引用
07/
11/12
11/11、19:49、茨城県南部;M4.3、地震の深さ50km、最大震度3
震源地はこちら

最近1年間の関東/東北のM5以上の地震の頻度マップを
図07/11/07_1に示しました。

図07/11/12_1は2007年以降の関東/中部/南東北地方の地震活動マップです。
三陸沖、岩手/宮城県境、福島沖、茨城沖、房総沖、房総半島でM4-M5の地震活動が続いている。
とくに房総半島や房総沖の地震活動が激しい。
図07/11/12_1

2007年1/1以降の地震活動マップです。

地震の大きさは
図07/11/12_2の左で示したように円の大きさで表します。

地震の深さは
図07/11/12_2の右で示したように色で表します。


USGSより引用
図07/11/12_2
07/
11/08
11/7、20:05、宮城県牡鹿(おしか)半島沖;M4.8、地震の深さ60km、
最大震度2

震源地はこちら
図07/11/07_1に過去1年間のM5以上の頻度マップを示しましたが、宮城/岩手沖、岩手/福島の沿岸地域はM5以上の地震が年に2回程度発生する地域です。本地震もその地域内で発生しました。
三陸沖には、さらに頻度が高い2-3回の地域が存在します。図の橙色です。

関東のM5以上の頻度をみます。
栃木南部、埼玉東部、茨城南部、東京都(西東京市より東)、神奈川東部、
千葉(房総半島袖ヶ浦市以北)は黄色のM5以上の地震が年に2回程度発生する地域です。
意外に神奈川西部は青の年に1回程度です。
関東では、現時点では、神奈川西部より東京湾北部(千葉港)がM5以上の地震が起きやすいといえます。
図07/11/07_1

東北と関東の過去1年間のマグニチュード5以上の地震の頻度マップです。
地震の深さは0-70km。

紫の線は太平洋プレートが北米プレートに沈み込む一帯であることを示す。

緑の線は横ずれ断層帯です。

フィリピン海プレートと北米プレート境界面自体が横ずれ断層帯になっています。

今回地震が☆印です
07/
11/04 10:21
●2007/11/3;19:42、択捉島南方沖、M5.1、深さ62.5km
最近1年間の北方4島/根室半島近郊のM5以上の地震の頻度マップを
図07/11/04_1に示しました。
今回の地震は沈み込み帯の近郊で発生しています。発生した地域のM5以上地震の頻度は年に6回程度の頻度の分布地帯です。
日本で最も激しい地震活動を示している一帯です。
その一帯の東西で年に4-5回の地震活動を示す一帯があります。
根室半島は年に2−3回という地震活動をしています。
2007/11/4;1:58、根室半島南東沖、M4.1、深さ60km、最大震度1
上述の地震から6時間後に後続の地震活動が発生しました

図07/11/04_2
は1990年以降の17年間の地震活動マップです。
激しい地震活動が長年続いていることがわかります。

図07/11/04_3は2007年以降の地震活動マップです。
今回の震源の東方にM4-M5の非常に激しい地震活動を行っている地域があることがわかります。
図07/11/04_1

北方四島や根室半島近郊の過去1年間のマグニチュード5以上の地震の頻度マップです。
地震の深さは0-70km。

紫の線は太平洋プレートが北米プレートに沈み込む一帯であることを示す。

USGSより引用

今回地震が☆印です
図07/11/04_2

1990年以降の17年間の地震活動マップです。

地震の大きさは
図07/11/04_4の左で示したように円の大きさで表します。
地震の深さは
図07/11/04_4の右で示したように色で表します。


USGSより引用
図07/11/04_3

2007年1/1以降の地震活動マップです。

地震の大きさは
図07/11/04_4の左で示したように円の大きさで表します。
地震の深さは
図07/11/04_4の右で示したように色で表します。


USGSより引用
図07/11/04_4
07/
11/12

●2007/11/11;17:22、奄美大島北東沖、諏訪瀬島東北東60km、
M4.9、深さ70km
。最大震度2(南種子島)。場所の詳細。こちら


最近1年間の九州、大隈諸島、トカラ列島、奄美諸島、沖縄諸島のM5以上の地震の頻度マップを図07/11/11_1に示しました。

今回の地震は沈み込み帯の近郊というより噴火活動が盛んな諏訪瀬島近郊で発生しています。発生した地域のM5以上地震の頻度は年に1回程度の頻度の分布地帯です。
大隈諸島、トカラ列島、奄美諸島、沖縄諸島はすべてで、1年間に1回程度のM5以上地震の頻度があります。
九州では南九州や日向灘で同じく1年間に1回程度のM5以上地震の頻度があります。中九州や北九州は年に0.5回程度で、激しい地震活動はありません。

図07/11/11_2は2007年以降の地震活動マップです。
2007年以降、フィリピン海プレートの沈み込み帯にそって沖縄西方沖から日向灘までM4-M5の地震活動の帯が生じている。
また、沖縄本島西方沖の海嶺(赤)の一角でM4-M5程度の地震活動がまとまって発生している。
図07/11/11_1

九州、大隈諸島、トカラ列島、奄美諸島、沖縄諸島の過去1年間のマグニチュード5以上の地震の頻度マップです。
地震の深さは0-70km。

紫の線はフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む一帯であることを示す。

赤の線は南西諸島海嶺


今回地震が☆印です
図07/11/11_2

2007年1/1以降の地震活動マップです。

地震の大きさは
図07/11/11_3の左で示したように円の大きさで表します。
地震の深さは
図07/11/11_3の右で示したように色で表します。


USGSより引用
図07/11/11_3
07/
11/03 11:24
2007/11/3;6:52、石垣島南155km、M4.6、深さ10km

最近1年間の台湾/八重山列島近郊のM5以上の地震の頻度マップを
図07/11/03_1に示しました。
今回の地震は沈み込み帯の近郊で発生しています。発生した地域のM5以上地震の頻度は年に0.5回程度の頻度の分布地帯です。
台湾は東部の横ずれ断層帯近郊と南西諸島海嶺近郊で、1年間に2回程度のM5以上地震の頻度があります。
その断層帯と海嶺の間の区域に年に3回程度という激しい地震活動をしている地域があります。与那国島の西の海域です

図07/11/03_2は1990年以降の17年間の地震活動マップです。
今回の地震活動の南東100kmの地域に1998/5/3にM7.5の巨大地震を引き起こした海域があります。

図07/11/03_3は2007年以降の地震活動マップです。
2007年以降、台湾東方沖から八重山諸島でM5クラスの激しい地震活動が続いている。

この地域の過去の大地震は下記のとおり。
●2002/3/31;6:52UTC M7.1こちら
●2003/12/10;4:38UTC M6.8こちら
●2004/10/15;4:08UTC M6.7こちら
●2004/11/8;15:55UTC M6.3こちら
●2006/12/26:12:26UTC M7.1こちら
●2006/12/26:12:34UTC M6.9こちら
●2007/9/6:17:51UTC M6.1こちら
図07/11/03_1

台湾や八重山列島近郊の過去1年間のマグニチュード5以上の地震の頻度マップです。
地震の深さは0-70km。

紫の線はフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む一帯であることを示す。

赤の線は南西諸島海嶺

緑の線は横ずれ断層帯です。


今回地震が☆印です
図07/11/03_2

1990年以降の17年間の地震活動マップです。

地震の大きさは
図07/11/03_4の左で示したように円の大きさで表します。
地震の深さは
図07/11/03_4の右で示したように色で表します。

USGSより引用
図07/11/03_3

2007年1/1以降の地震活動マップです。

地震の大きさは
図07/11/03_4の左で示したように円の大きさで表します。
地震の深さは
図07/11/03_4の右で示したように色で表します。

USGSより引用
図07/11/03_4