2007/07/17 11:15更新
黒点963は著しく減衰。964黒点でUTC16日1時(日本時同日10時)B2のフレアが発生。M4以上の地震発生に直結していると考えられるBクラスフレア発生。太陽風磁場。昨日とはうって変わって、太陽風の速度は下がり450km/秒。太陽風の磁場強度は3nTに弱まり磁場南北成分南寄りですが強度は小さく、-2nT程度。 磁場のphi成分も安定。今後2日は総じてやや波風がたつ程度です。太陽は非常に不安定で多数のコロナホールが出現しているため次の高速風が20日に地球 到達予定。
遠日点、963黒点形成とフレア活動、月の再接近日による引力、高速太陽風による地磁気攪乱、新月大潮による引力、「磁気圏圧縮と地磁 気攪乱」2回、台風通過後の高気圧発達と続きました。やはり、これだけ激しいトリガーの連続で新潟中越沖地震が発生したと考えら れる。世界中の地震活動を見ても、昨日の激しい活動域は日本だけだった。世界の地震活動の中で激しい活動域はメラネシアと日本であったが、前者はここ 4.5日沈静化している。台風通過後の大きな気圧増大が最後のトリガーになり、新潟中越沖地震を誘発したと考えられる。台風というビッグトリガーで日本の 地震活動に弾みがついた。メラネシアの最近の活動実績からは、いったん弾みがつくと、沈静化に時間がかかっている。地震津波対策をお願いします。

2007/07/1718:47更新
オホーツク高気圧が台風4号の通過につれて発達しています。明日9時にはその外側の等圧線が千島海溝沿いに釧路沖にしっぽのような形で のびてきます。その高気圧発達がトリガーになり釧路から襟裳岬沖で地震が発生しやすい。この地域は日本で最も激しい地震活動をしているため、ひとたび発生 すればM5以上になります。また、最近は、千島海溝の地震は日本海溝の地震に連鎖しやすく、三陸沖や宮城沖も警戒必要です。関東は発達しているこの高気圧 から東北の風(やませ)が吹いてきています。地震の前に静寂現象や音の遠近感の喪失(遠くの音が以上に近く感じる)があります。

2007/07/1812:18更新
黒点963は著しく減衰。964黒点でUTC17日15時A9のフレアが発生。M4以上の地震発生に直結していると考えられるBクラス フレアに近いA9発生。太陽風磁場。太陽風の速度は下がり380km/秒。太陽風の磁場強度は3nTに弱まり磁場南北成分0nT程度。磁場のphi成分も 安定。本日は穏やかに推移すると考えられる。大きなフレア活動もなく、磁場も穏やかであるのに反し、世界の地震規模は増大。過去例からはあまり考えられな い。やはり世界的に頻発していた火山の噴火活動が転じて、地震活動に推移していると考えた方がよい。太陽は非常に不安定で多数のコロナホールが出現してい るため、この高速風が今日の遅くか、明日くらいに地球到達予定。「磁気圏圧縮と地磁気攪乱」が起こります。大きなトリガーの一つ。また、本日彗星2個分の 近日点(彗星が太陽に最も接近する日)その影響はあさってぐらいから顕著です。

2007/07/19 11:01更新
黒点963は著しく減衰。964黒点でUT18日13時B1のフレアが発生。M4以上の地震発生に直結していると考えられるBクラスフ レア発生。太陽風磁場。太陽風の速度は下がりつづけ318km/秒。太陽風の磁場強度は1nTに弱まり磁場南北成分0nT程度。磁場のphi成分も安定。 平穏そのもの。昨日夕刻の太陽風密度上昇も一時的。太陽は非常に不安定で多数のコロナホールが出現し、この高速風到着は予想が変更され、明日くらいに地球 到達予定。「磁気圏圧縮と地磁気攪乱」が起こります。大きなトリガーの一つ。また、昨日彗星2個分の近日点(彗星が太陽に最も接近する日)その影響は明日 ぐらいから顕著です。明日ぐらいから日本の地震活動は再活発化するのではないでしょうか。本日は穏やかに推移すると思われる。

2007/07/2410:49更新
太陽は無黒点でフレア活動無。太陽風磁場は平穏に戻る。現時刻の磁気嵐は極軽度。 太陽風密度(プラズマ密度、上から3番目)が7.1protonまで上がっています。これが下がると太陽風速度と磁場強度上昇、磁場の南向きと続き「磁気 圏圧縮ー地磁気攪乱」という大きなトリガー。本日午後から夜半でしょうか。なぜその密度が上昇したかはわかりません。高気圧が発達中です。気圧のトリガー も加わります。次のコロナホールは地球から見た太陽中心にあり、その高速風は7/26到達。7/25からまた密度上昇が始まります。太陽は本当に不安定です。

2007/07/25 10:33更新
太陽は無黒点でフレア活動はなし。しかし、7/23の日報で「磁場のphi成分の著しい乱れは黒点の成長を意味する」と報告しました。 新しい黒点が発生したと報告があります。ロシアのボコフ博士は「太陽の磁場構造変化と 想定震源周辺の高気圧の発達が同時に起これば地震が発生する」とロシアの学術誌に報告しました。太陽の磁場構造変化の最たるものは黒点形成です。明日は彗星近日点 (彗星が太陽に最も近づく日)で、接近する前後に太陽の磁場構造は大きく変化することが多い。太陽風磁場。昨日、沖縄磁場変動が-40nTと下がり、磁気 擾乱が見られたときに神奈川西部地震が発生。その後、磁気攪乱は軽度だったが、北海道、今朝は中越沖余震と続いた。太陽活動は非常に不安定で多数のコロナ ホール(太陽磁場が外側に開く場所)ができ、4-5日に一回、その由来の高速風がきて、著しい磁気量供給で地震のエネルギーは満杯で少しのトリガでもM4 規模の地震が発生するようです。「コロナホール由来の高速太陽風は26日地球到達」とあります。本日夕方頃から、また太陽風密度上昇。 これが下がると太陽風速度と磁場強度上昇、磁場の南向きと続き「磁気圏圧縮ー地磁気攪乱」という大きなトリガーがきます。静岡西部は本州中部の皆様が、畝 状雲その後鱗雲と大変緊迫した状態をご報告されています。天気図では、昨日、能登半島沖で高気圧が発達したので能登半島注意と報告しましたが、現実は新潟 余震となりました。本日房総沖で高気圧は発達して外側の等圧線が東海地方に引きずり込まれているような印象もありますので、静岡西部、相模湾、能登半島の 順に厳重警戒だと思います。

2007/07/2611:19更新
太陽は無黒点でフレア活動なし。昨日報告した太陽裏面にできた黒点は、明日か明後日に東の端から顔を出す予測。太陽風磁場。現時刻まで 低速の太陽風により磁気圏はとても穏やかです。本日昼頃から太陽風密度上昇。これが下がると太陽風速度と磁場強度上昇、磁場の南向きと続き「磁気圏圧縮ー 地磁気攪乱」という量的(地震エネルギー付与)トリガーがきます。また、本日彗星ニート近日点。明後日(28日)未明頃から磁場に影響を及ぼす。すでに太 陽に接近する前に太陽磁場構造変化を引き起こし黒点を太陽裏面に形成。28日から13夜で大潮の始まり。月の引力という物理的トリガーが付与される。さら に太陽中心付近には次のコロナホールがきていますので、この影響は3-4日後(29日-30日)からです。量的+物理的トリガーが重なる28-30日が警 戒のピークだと思います。新潟中越沖地震時も量的+物理的トリガーを数回繰り返しだめ押しの台風通過時の気圧上昇で発生しました。

2007/07/2709:38更新
太陽は無黒点でフレア活動なし。新しい黒点は明日東の端から顔を出す予測。太陽風磁場。昨日夕刻から太陽風密度が著しく上昇。 30protonまで上昇後、下降中で、著しい磁気圏圧縮発生(過去1年間で最高)、これだけでも強いトリガー。今後太陽風速度と磁場強度上昇、磁場の南 向きと続き「磁気圏圧縮ー地磁気攪乱」という量的(地震エネルギー付与)トリガーがきます。-30nT以下の磁気嵐になれば特にご注意ください。また、昨日彗星ニート近日点。明日(28日)未明頃から磁場に影響を及ぼす。明日から大潮ですが、天気 情報では本日から。海洋性の地震で特に狭い湾内の地震の場合、潮の満ち引きによる海水面のアンバランスがトリガーになることもあります。特に力が加わり潮 が引く干潮。前後2時間に特にご注意ください。

2007/07/28 10:11更新
太陽は無黒点でフレア活動無。新しい黒点は出現したが、活動は不活発。太陽風磁場。昨日「著しい磁気圏圧縮ー地磁気攪乱」という量的 (地震エネルギー付与)トリガーがきた。また、26日の彗星近日点の地磁気への影響は、世界時の26日後半から27日前半(日本時27日中)から始まりま した。磁場のphi成分がその期間の間大きく乱れています。太陽は27日周期で一周するため、その前の周期を見れば、大まかな予測ができます。 言葉の説明は最下部に丁寧にされています。前周期(6/17-7/13)は真ん中のグラフです。グラフ真中のIMFBzBtの中のBz(赤線)を見ます。 図後半の6/29,7/3,7/10は大きく振れています。磁場強度が強く、大量の磁力線が地球に流れ込み磁気嵐が激しかった。新月大潮も重なりました。 新潟中越沖地震は7/16。つまり、太陽の活発な面が今後、再度地球に顔を見せるということです。一番下のグラフ。7/26と7/27は上記のように報告 しました。現在はその激しい影響も峠を越え、やや活発な程度です。次の大きな乱れは、前周期の7/3の27日後である7/30です。それまでは穏やかな状 態でしょう。本日は、本格的に大潮。月の引力という物理的なトリガーが働きます。海洋性の地震で特に狭い湾内の地震の場合、潮の満引きにより海水面のアン バランスがトリガーになることもあります。特に月の引力で潮が引く干潮。前後2時間に特にご注意ください。また7/30には上述した「磁気圏圧縮ー地磁気攪乱」という量的トリガーが加わります。

2007/07/29 09:36 更新
7/28 17:56(UTC世界時7/28 8:56)遠州灘M4.7,7/29 06:07南西諸島トカラ列島M3.5と日本の有感地震が続いています。大潮による月の引力の影響だと考える方も多いと思います。米spaceweathernews。左欄の上から2段目。X-ray Solar Flares。X線衛星観測による太陽フレア(表面爆発)ですが、突然UT7/20 07:20にB1フレアが発生しました。その下欄にDailySun欄のコメント「新しい黒点が出現」。太陽フレアの大きさは小さい順にA,B,C,M, Xです。Bクラス以上のフレアは地震に直結していると報告してきましたが、今回は顕著です。UT7/28 の0時から1時台は7/27のオレゴン州沖合海嶺での群発地震後続とアラスカ火山性地震がほとんどです。その後、7時間、太陽風磁場の平穏化で世界地震も 沈静化しました。B1フレアが衛星観測され、地上にその影響が伝わるのは1時間後のUT7/20 08:20です。その直後TONGA08:53,遠州灘08:55と立て続けに地震が世界中で発生しています。M4以上の地震はUT8時以降12件です。 太陽フレアも今後注視しなければいけなくなりました。なお、上述したアラスカの火山性地震。アラスカ、カムチャッカでオレンジの警戒火山、黄色の監視火山は共に3山です。詳細はこちら

2007/07/29 10:30更新
昨日日報でお伝えした太陽の活動的な領域がこれから10日ほど続きます。太陽に新しい黒点は出現し、B1フレア発生。太陽風磁場。日本 の宇宙天気Newsの抜粋「コロナホールの規模が拡大し、高速の期間と規模が拡大している可能性があります」。世界時昨日前半は比較的穏やかだった磁場。 上述のコメント通り、昨日後半からまたプラズマ密度が漸増。本日昼過ぎから「磁気圏圧縮ー地磁気攪乱」という量的トリガーが始まります。沖縄磁気擾乱。http://swnews.nict.go.jp/rt/crl_oki_diff.html。3 日前と同じように磁場の盛り上がりと磁気攪乱(下目盛り最初-50nT)になりましたら、要注意です。特に、太平洋高気圧に覆われ、完全に地震の前の緊張 状態である九州、四国地方と西から高気圧が発達しながら接近中の北海道は警戒です。一方29日に発生した熱帯低気圧が急速に発達中。 日本近郊の太陽フレア等の太陽エネルギーを吸収してくれています。本日は引き続き大潮。月の引力という物理的なトリガーが働きます。特に月の引力で潮が引く干潮。前後2時間に念のためご注意。

2007/07/30 10:21 更新
フレア発生なし。太陽風磁場。昨日昼過ぎから「磁気圏圧縮ー地 磁気攪乱」という量的トリガーが起こったが、規模が小さく、フレア活動も発生しなかったため、昨日の世界の地震活動は穏やかだった。本日は高速太陽風 569.3km/秒と高いが、磁場の南北成分が北向きであるため、地球に磁気量が流れ込みにくい。その傾向が連続しているため、本日もやや活発な程度。黒 点活動が最大の焦点です。Bクラス異常の発生があれば、昨日と同じように世界の地震活動は一気に加速します。
2007/07/3110:48更新
フレア発生なし。太陽風磁場。高速風帯の領域に地球は覆われているが、磁場の南北成分は北 寄りに偏って、磁気圏へのエネルギーの流れ込みは大きくない。そのため昨日の世界の地震活動は穏やかだった。本日、磁場の南北成分の北寄り偏重は続きそう で、エネルギーの流れ込みは大きくない。また、活発な太陽フレア活動の予測もない。本日最も警戒地域はカムチャッカから南下している地震の後続。北海道東 方沖、後続して、岩手三陸沖。また昨日に引き続き高気圧に覆われ緊張状態の九州。台風は発達中で、本州付近の高気圧の発達は弱く、緊張状態ではなく、M2 -4クラスの地震発生はあっても、太陽のエネルギーは台風に集中。
2007/08/01 11:00更新
太陽の活動的な領域が約10日ほど継続。フレア発生なし。太陽風磁場。高速風帯の領域に地球は覆われ今後3日ほど連続。昨日までは磁場 の南北成分が北寄りに偏って、磁気圏へのエネルギーの流れ込みは大きくなかった。しかし、過去6時間南寄(マイナス方向)に傾きやすくなり、磁場強度も上 昇しさらに太陽風速度が高速であるため、エネルギーが流入しやすい。さらに磁場のphi成分が大きく変動しているため、磁場は不安定です。台風の勢力増大も止まったようで、再度、太陽エネルギーが地震のトリガーになりやすくなります。太平洋高気圧が台風の西進の影響で発達中であるため、本州、北海道は地震に厳重警戒。
2007/08/02 11:18 更新
フレア発生なし。太陽風磁場。600〜650km/秒の高速状態で強い南向きの磁場も頻繁に現 れるようになった。この状態で8/2バヌアツM7.3の大地震。7/26の火山島スラウエジ島北方沖合M7.0の地震から1週間もたたずに、同じメラネシ ア地区で大地震。高速風帯の領域に地球は覆われ今後2日ほど連続。磁気エネルギーが流入しやすい環境は続きます。台風の勢力増大も止まり、再度、太陽エネ ルギーが地震のトリガーになりやすくなります。台風進路予想地域の接近前の地震および通過後の気圧上昇による地震に十分にご注意ください。

2007/08/02 14:15 更新
M6クラスの地震連続。 8/2 11:38 サハリン南部 M6.4。8/2 12:21 火山島のアリューシャン列島 M6.5。詳細。世界のM5以上の地震。7/29以降、ほぼM6以上の地震が毎日続いています。太陽風は非常に高速で、磁気嵐も発達しています。

2007/08/03 11:12 更新
太陽の活動的な領域が約10日ほど継続。フレア発生なし。太陽風磁場。沖縄磁場攪乱。昨日日本時11-13時,世界時2-4時の-50nT前後で地震活動が日本世界で一斉に活発になった。太陽風磁場。太陽風密度の上昇が7/29と8/2の2回 あったため、「磁気圏圧縮と磁気攪乱」という地震に対する量(地震エネルギー付与)的トリガーが激しかった。また、磁場のphi成分が著し く変動し、磁場は不安定です。現在は速度も下がり、磁場強度も3nTと弱い。今日明日は米spaceweathernewsによると磁気攪乱は軽 度という予測です。しかし、速度が高いため、軽度の南北磁場の南向きでエネルギーが流れ込みやすくなっています。上記沖縄磁場攪乱が-50nT前後に迫れ ば警戒ですが確率は低そうです。次の太陽風磁場の乱れは5日または6日から始まります。6日は下弦の月。半月による引力トリガーが加わります。台風も勢力 を衰え、太平洋高気圧が次第に太平洋側を覆ってきました。台風通過後の気圧上昇時にご注意ください。

2007/08/04 10:35更新
太陽の活動的な領域が約一週間継続。フレア無。新しい黒点が地球から見た太陽裏面に成長中。昨日と本日磁場も比較的穏やかなため世界の地震活動も平穏だった。http://www.sec.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_7d.html。 今日明日は米spaceweathernewsによると磁気攪乱は軽度という予測です。次の太陽風磁場の乱れは5日または6日から始まります。6日は下弦 の月。半月による引力トリガーが加わります。また、来週火曜日に向け、太平洋側を中心に高気圧が張り出します。5日または6日までは、比較的穏やかだと思 います。

2007/08/05 07:50 更新
現状「磁気圏圧縮」の前段の太陽風密度が漸増しています。高気圧が太平洋上で発達中で、気圧上昇というトリガーは働いています。後は磁場環境がトリガーになるかどうかです。

2007/08/05 13:45更新
太陽風磁場の最活性場所の到来。太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。7/10ー7/14特に7/10と7/14に大きく上下に振れています。太陽が最も活発な場所です。一方、日本の過去30日の有感地震。7/9からM4以上の地震が急速に増え、7/16の新潟中越沖地震につながりました。今回はその周期が半日ほど早まっていますので、7/100時の「磁気圏圧縮と地磁気攪乱」トリガーワンセットの終了は、今回の周期では8/612時になります。しかし、全周期は7/7-7/10まで激しいフレア活動(表面爆発)があり ましたので、日本の地震もそれに比例して地震の回数と規模が増加したという側面もあります。今回はフレア活動は今のところありませんので、前回ほど激しいことはないと考えます。

2007/08/06 13:05更新
太陽が全く不安定で、半日しか読めません。今回は平穏な方に変化。太陽風速度が著しく下がっているため、大きな磁気嵐が発達する素地がありません。しかし、最も小さいクラスのA6フレアが発生。Bクラス以上のフレアが発生すれば警戒です。

2007/08/06 18:57 更新
太陽風本格上昇の始まりです。太陽最活発地域の上昇だけに厳重な警戒が必要となります。多分太陽風密度は20-30protonまで上がって、それから急降下です。上がっている間は磁場が北向きになるため、地球にエネルギーは入りにくいのですが、密度が下がり始めると南向きになり、一気に地球にエネルギーはいります。後4ー6時間後に下がるのではないでしょうか。そこから警戒本番。また、太陽でB3、C1クラスフレア突如発生。世界のM2.5以上の地震も1時間に一回発生しています。警戒地域にあられる方は厳重な警戒を今晩はお願いします。

2007/08/07 15:33 更新
太陽風速度が684km/秒と極めて異例な速度です。太陽はどうなっているのでしょうか。太陽風の質量は数百万トンから数千万トンと大きく、それが地球にぶつかって絡みつくことにより地軸自転軌道にも影響を与え兼ねない状態です。続けば相当大きな地震に対するトリガーとなります。

2007/08/07 15:59 更新
著しく高い高速太陽風。一時期700km/秒ふりきっています。また、地球の地磁気攪乱を示すKp指数。3時間前は6となり、かなり磁気嵐が発達しています。

2007/08/07 17:09更新
九州沖縄地震。宮崎県北部山沿い16:39 M3.7。沖縄本島北西沖11:57 M5.0。沖縄はアリューシャン列島で続いた火山活動と連動するM5-M6の群発地震のように、連続するかもしれません。ご警戒ください。アリューシャン列島kelvin火山近郊の群発地震

2007/08/07 18:28 更新
米spaceweathernewsによると、激しい磁気嵐は、明日朝までの予測で、大きな波は峠を越しつつあります。これだけの磁気量が供給されると、その影響は半日は残りますので、明日朝までは警戒してください。世界の地震も今は落ち着いています。ドミノ現象のようなことは起きていません。ただ、高速の太陽風だけは非常に心配です。

2007/08/08 08:41 更新
新潟中越沖地震時と同じパターン。新月13日。大潮12-14日。彗星近日点10日。彗星近日点前後1日に太陽の磁場が大きく変化し、黒点成長などが見られる。今、地球は巨大なコロナホール由来高速風の最中で、後4−5日続くので、その環境下の磁場の乱れは恐ろしいことです。加えて、月引力、さらに高気圧下。本日の米spaceweathernews。高速太陽風による磁気嵐は抑制されている。しかし、9日(日本時10日朝)は次の高速風が地球に到着するから磁気嵐に警告。9日午後ぐらいから「太陽風密度上昇ー磁場強度と速度上昇ー磁場の南向き」と続き、地震に対する量的トリガーがくるのでしょうか。彗星近日点10日の影響も9日ぐらいから太陽磁場構造に変化を与え始めます。しかし、世界のM5以上の地震はすでに8/8で3件を越え、昨日を上回っています。次第次第に状況は悪化していくようです。

2007/08/09 09:30 更新
太陽風磁場では、太陽風速度が漸減するステージにあり、その場合には、磁場強度、磁場の南北成分の北偏重ですので、大きな磁気嵐は発達しにくい。気になる点は、太陽風密度が8/4以降2protonを継続して超えている点です。太陽風自体の質量は巨大ですから、それが地球にぶつかり続けることによる影響が懸念されます。9日(日本時10日朝)は次の高速風が地球に到着します。新月13日。大潮12-14日。彗星近日点10日。彗星近日点前後1日に太陽の磁場が大きく変化し、黒点成長などが見られる。

2007/08/10 07:10 更新
高速風の到来は遅れています。現在太陽風密度上昇中。4.2proton。今後「太陽風密度上昇ー磁場強度と速度上昇ー磁場の南向き」と続き、地震に対する量的トリガーが始まるのは本日午後でしょうか。新月13日。大潮12-14日。月の引力の物理的トリガーです。彗星近日点10日。明日にかけて太陽の磁場が大きく変化し、黒点成長などが見られる。本日未明、新潟中越沖地震余震M3.0、種子島沖地震M5.0。
2007/8/11 1:40更新
8/10 21時時点では、太陽フレア(表面爆発)は無。太陽風密度が著しく上昇中。18.5proton。磁場強度と南向き磁場がやや強くなった。磁場のphi成分は安定。トリガーになり始める初期の段階。現時刻では太陽風は556kmまで跳ね上がり、沖縄攪乱は-50nTまで頻繁に下がるようになりました。磁場のphi成分も少し不安定です。まだ少しという程度です。世界の地震活動はドミノ現象を起こしていません。まだ持ちこたえています。少し危なくなってきました