2007/07/07 12:43 更新
UT(世界時)7月6日の961黒点活動については、過去24時間最大のフレアはA0(UT6日3時)で、M4以上の地震発生に直結してと考えられるBクラス以上の太陽フレア活動は全く発生せず、穏やかな状態です。 太 陽風磁場について。太陽風の速度は、現時刻で447km/秒程度、 磁場強度は4.3nTで、通常よりやや高めです。磁場の南北成分では、昨日は0nT付近で地磁気攪乱も平穏であったがUT6日は-2nTくらいの弱い南向 きで、やや低い磁気圏擾乱があった。磁場のphi成分は安定していた。昨日の世界の地震活動の平穏化は、上記のフレア活動と太陽風磁場の平穏化によってもたらさ れたと考えられる。
次のコロナホール(太陽磁場が外側に開いている場所)由来の高速太陽風は10日に地球到達ですので、その前日から変化が始まり ます。到達前日、当日あたりが磁気圏圧縮と地磁気攪乱が起こりやすく、地震発生にとっては最も警戒すべき時です。今日は地球の遠日点であり、彗星2個の近 日点でもある。遠日点(太陽から最も遠い日)は振り子運動による重力がかかる日で、本日から明日ぐらいまで地震発生に対する影響がある。また、彗星2個の 近日点(彗星が太陽に最も近づく日)の影響により、太陽の磁場構造が変化し、大量の磁気量が太陽風に乗って地球に到達する日はあさって(9日)未明ごろか らです。次第に地震が発生しやすい環境になってきました。

2007/07/08 07:58 更新
太陽でC1フレア(日本時8日3時、UT7日14時)が発生し、1−2時間間隔で世界でM4以上の地震が起こるようになってきましたのでご警戒下さい。

2007/07/08 11:35更新
UT(世界時)7月7日の961黒点活動については、太陽の自転に伴い西に沈もうとしています。東の地平線に黒点963ができました。 昨日2個の彗星が近日点(太陽に最も近くなる日)を迎えました。彗星が太陽に近づく頃からその影響を受け太陽の磁場構造が変化します。磁場構造変化の顕著 な形が黒点形成です。2個の彗星の影響で新しくできた黒点は活発で、世界時UT7日14時にC1.9の小規模フレアを起こし、そのほかにもBクラスの小さ な活動を起こし続けています。M4以上の地震発生に直結してと考えられるBクラス以上の太陽フレア活動が始まったことから、衛星でその観測後2時間あたりから急に地震活動は活発になってきました。太 陽風磁場については平穏です。太陽風の速度は、現時刻415km/秒程度、磁場強度は2.6nTで、通常よりやや高めです。磁場の南北成分では-2nT。 やや地球に磁気量が流れ込みやすく、極軽度の磁気圏擾乱が起こった。次のコロナホール(太陽磁場が外側に開いている場所)由来の高速太陽風は11日に地 球到達予定ですので、10日の後半くらいから、まず、太陽風密度上昇、次に速度と磁場強度上昇。磁場の南向が強くなり、セクターなどに変化が現れます。到 達前日、当日あたりが磁気圏圧縮と地磁気攪乱が起こりやすく、地震発生にとっては最も警戒すべき時です。彗星2個の近日点(彗星が太陽に最も近づく日)の 影響により、太陽から磁気量を引き出し、大量の磁気量が太陽風に乗って地球に到達する日は明日(9日)未明ごろからです。よって地震が発生しやすい環境に なってきました。
昨日同様、関東、東北太平洋側、新潟から鳥取の日本海側、滋賀県で警戒が必要と判断します。大気イオン地震予測研究会の神奈川厚 木測定点の2度の 110kを超す著しいイオン観測。「新潟」、「南関東」、「能登半島」。10日前後は厳重な警戒が必要です。また、最近カムチャッカ半島での地震頻発とそこでの火山噴火が続いており、その影響を受けて、北海道の千島海溝近郊は地震活動は活発で警戒です。

2007/07/09 11:45 更新
UT(世界時)7月8日に東の地平線に彗星の近 日点(太陽に最も近くなる日)による太陽の磁場構造変化に起因し生成した黒点963ができました。2個の彗星の影響で新しくできた黒点は活発です。世界時 UT8日16時にC1の小規模フレアを起こし、そのほかにもBクラスの小さな活動を起こし続 けています。M4以上の地震発生に直結していると考えられるBクラス以上の太陽フレア活動は続いています。この黒点はBクラスのフレアによりコアが二つに われ、不安定な磁場を形成し、磁場のループが見えます。この影響により世界の地震活動は昨日より活発になったと考えられる。太 陽風磁場については平穏です。太陽風の速度は、現時刻364km/秒程度、磁場強度は1.7nTで、平穏です。磁場の南北成分では-0.8nTです。軽度 の地磁気攪乱は続いています。磁場のphi成分も安定しています。彗星2個の近日点の 影響により太陽から磁気量を引き出し、大量の磁気量が太陽風に乗って地球に到達する日は本日ごろですが、現時刻で衛星観測データに変化は見えません。次の コロナホール(太陽磁場が外側に開いている場所)由来の高速太陽風は11日に地球到達予定ですので、明日の後半くらいから、まず、太陽風密度上昇、次に速 度と磁場強度上昇。磁場の南向が強くなり、セクターなどに変化が現れます。到達前日、当日あたりが磁気圏圧縮と地磁気攪乱が起こりやすく、地震発生にとっ ては最も警戒すべき時です。遠日点(太陽から最も遠い日)の振り子運動による重力、彗星2個の近日点の影響による963黒点形成とフレア活動とトリガーは 続いてきました。彗星2個の近日点の影響による太陽からの磁気量の引き出しと高速太陽風による地磁気攪乱、月の再接近日による重力、新月大潮による重力と 15日頃まで続いていきます。地震が発生しやすい環境に なってきました。

2007/07/09(Mon) 18:09 更新
世界時本日5時(日本時14時)頃から、1229で述べた「彗星2個の近日点の 影響により太陽から磁気量を引き出し、大量の磁気量が太陽風に乗って地球に到達する日は本日ごろ」というシグナルである磁場のphi成分の大きな変動が始 まりました。世界時6時(日本時15時)頃から世界で1時間おきにM5クラスの地震が起こりようになりました。日本でも、16時能登半島M4.1、奄美大 島M4.3と立て続けに起こっております。

2007/07/10 12:11更新
UT(世界時)7月8日に東の地平線に彗星の近日点(太陽に最も近くなる日)による太陽の磁場構造変化に起因し生成した黒点963がで きました。2個の彗星の影響で新しくできた黒点は活発です。世界時の昨日はC1の小規模フレアを起こし、そのほかにもBクラスの小さな活動を起こし続けて います。M4以上の地震発生に直結していると考えられるBクラス以上の太陽フレア活動は続いています。太陽風磁場については平穏です。太陽風の速度は、現 時刻300km/秒程度、磁場強度は1.9nTで、平穏です。磁場の南北成分では-1nTです。軽度の地磁気攪乱は続いています。
次のコロナホー ル(太陽磁場が外側に開いている場所)由来の高速太陽風は11日に地球到達予定ですので、本日の後半くらいから、まず、太陽風密度上昇、次に速度と磁場強 度上昇。磁場の南向が強くなります。到達前日、当日あたりが磁気圏圧縮と地磁気攪乱が起こりやすく、地震発生にとっては警戒すべき時です。
黒点963のフレア(表面爆発)は日本時間の今朝になってC3.8、C4.4と規模がやや大きくなっており、磁場の複雑さ(エネルギーが大きい)が成長しています。小規模(これでも地球に与える影響は大きい)のCクラスではなく中規模フレアを起こす可能性もあります。
遠日点(太陽から最も遠い日)の振り子運動による重力、彗星2個の近日点の影響による963黒点形成とフレア活動、太陽からの磁気量の引き出しとトリガーは続いてきました。続いて月の再接近日(本日)による重力、高速太陽風による地磁気攪乱、新月大潮による重力と 15日頃まで続いていきます。地震が発生しやすい環境に なってきました。

2007/07/11 11:52 更新
UT(世界時)7月8日に東の地平線に彗星の近日点による太陽の磁場構造変化に起因し生成した黒点963は活発です。世界時の昨日は C5.2、7.4、8.2の小規模フレアを起こし、そのほかにもBクラスの小さな活動を起こし続けています。さらに黒点は成長し、エネルギーを蓄え、Mク ラス(中規模)のフレアを発生する規模になりました。 今後24、48時間以内にMクラスフレアが発生する確率はともに40%です。M4以上の地震発生に直結していると考えられるBクラス以上の太陽フレア活動 は続いています。太陽風磁場については昨日お伝えしたように「太陽風密度上昇、次に速度と磁場強度上昇。磁場の南向」がおこっています。沖縄磁場変動をみ ますと磁場の盛り上がり(磁気圏圧縮)がみられます。今後グラフの下に推移すると地磁気攪乱が生じます。下のはじめの目盛り線(-50nT)までいくと大 きな地震が発生しやすくなります。
危 ない状況になればまた臨時警報を出します。遠日点の振り子運動による重力、彗星2個の近日点の影響による963黒点形成とフレア活動、太陽からの磁気量の 引き出し、月の再接近日による重力とトリガーは続いてきました。続いて高速太陽風による地磁気攪乱、新月大潮による重力、さらにはMクラスフレアと警戒の ピークが近づいてきました。

2007/07/12 11:33 更新
UT(世界時)7月8日に東の地平線に彗星の近日点による太陽の磁場構造変化に起因し生成した黒点963は活発です。世界時の昨日は最 大B7.8の小さな活動のみとなりました。963黒点群は規模とエネルギーが小さくなり、今後24、48時間以内にMクラスフレアが発生する確率はともに 1%で、激減しました。太陽風磁場については昨日お伝えしたように「太陽風密度上昇、次に速度と磁場強度上昇。磁場の南向」がおこり、沖縄磁場変動をみま すと磁場の盛り上がり(磁気圏圧縮)と激しい地磁気攪乱(-90nT)が生じました。最も激しい時間の5時間後、神奈川西部地震(M4.2、UT7/11,20時)が発生しました。現在は磁場強度4.7nT前後でやや強い状態、速度は556kmで高速風です。しかし、磁場のphi成分が安定しません。 危ない状況になればまた臨時警報を出します。遠日点の振り子運動による重力、彗星2個の近日点の影響による963黒点形成とフレア活動、太陽からの磁気量 の引き出し、月の再接近日による重力、高速太陽風による地磁気攪乱とトリガーは続いてきました。最後のトリガー、新月大潮による重力が明日から15日 (14日中心)、警戒のピークです。

2007/07/13 10:17 更新
UT(世界時)7月8日に東の地平線に彗星の近日点による太陽の磁場構造変化に起因し生成した黒点963はすっかり衰えました。世界時 の昨日は最大A4の小さな活動のみとなりました。太陽風は、590km/秒を最高として漸減し、現時刻で468km/秒。磁場強度2.7nT。南北磁場は +ー1nTの範囲内で動いていますが、高速の太陽風のため、中程度の磁気擾乱は続いています。磁場のphi成分もすっかり安定しました。太陽は非常に不安定で多数のコロナホールが出現しています。米国spaceweathernewsによると、次のコロナホール由来の高速風が14日または 15日あたりに地球に到着と予想。前日から変化が始まるので本日から明日、また「太陽風密度上昇、次に速度と磁場強度上昇。磁場の南向」と続きます。危な い状況になれば臨時警報を出します。遠日点の振り子運動による重力、彗星2個の近日点の影響による963黒点形成とフレア活動、太陽からの磁気量の引き出 し、月の再接近日による重力、高速太陽風による地磁気攪乱とトリガーは続いてきました。最後のトリガー、新月大潮による重力が本日から15日(14日中心)、警戒のピークで、これに台風通過後の高気圧発達、さらには高速風と重なる時期が最も危険な時期です。

2007/07/14 10:21更新
黒点963はすっかり衰え、世界時の昨日は最大A3のフレア(表面爆発)の極小さな活動のみとなりました。新しく964黒点群が出現し ましたが、フレアの活動はほとんどないようです。太陽風は、引き続き速度が低下して、404km/秒と普通の速度に戻り、南北磁場は北向きから0付近のた め、地球に磁力線が進入しにくい環境でした。磁場のphi成分は一時的に乱れましたが、その後、安定しています。太陽は非常に不安定で多数のコロナホール(太陽磁場が外側に開いている場所)が出現しています。昨日お伝えしたように、次のコロナホール由来の高速風が 15日頃に地球に到着と予想。UT13日後半から太陽風の密度(プラズマ濃度)が上昇しています(上から3番目density)。現時刻で 6.9protonです。プラズマ密度上昇後約半日後、「速度と磁場強度上昇。磁場の南向」と続きます。「磁気圏圧縮と地磁気攪乱」という大きなトリガー が加わります。遠日点の振り子運動による重力、彗星2個の近日点の影響による963黒点形成とフレア活動、月の再接近日による重力、高速太陽風による地磁 気攪乱とトリガーは続いてきました。トリガー効果の一つに天体の万有引力があり、地球に近い月の引力です。13日から大潮が始まるため、海域地震である南 海地震は、潮の干満による海水の偏りなどが歪みの解放の引き金となり13-14日と予想していました。最後のトリガー、新月大潮による重力は今日が中心で す。明日からあさって頃まで大潮の影響は続き、警戒のピークで、これに台風通過後の高気圧発達、さらには「磁気圏圧縮と地磁気攪乱」という大きなトリガー が加わります。

2007/07/14 19:21更新
地磁気沖縄かく乱のデータがストップしているため、磁気圏圧縮は確認できませんが、太陽風密度(プラズマ密度)上昇、「速度と磁場強度 上昇。磁場の南向」と続きました。「磁気圏圧縮と地磁気攪乱」という大きなトリガーが加わりました。過去、太陽風磁場関連では最も大きなトリガーでした。大潮による引力及び超強力台風による気圧の下降と上昇。3大トリガーが重なりました。厳重に警戒、防災対策(台風、地震、津波)を確認してください

2007/07/14 19:54更新
ロシアのボコフ博士がインタビューで日本の地震について聞かれたとき「二つの高気圧の間を台風が割って進み、通過した後が、高気圧が異常に発 達し、非常に危険だ。特に東京は地理的に最も危険だ。」と言っていました。今回も北のオホーツク高気圧と南の太平洋高気圧の間を超強力な台風が進みます。 1290で述べた他の大きなトリガー、大潮と磁気圏圧縮が重なっていますので、通過前後から厳重警戒してください。

2007/07/15 10:14更新
黒点963はすっかり衰え、世界時の昨日はUTC22時(日本時15日7時)A8のフレアが発生するまでは平穏な活動だった。M4以上 の地震発生に直結していると考えられるBクラスに近いA8の太陽フレアが発生したことが懸念です。太陽は非常に不安定で多数のコロナホール(太陽磁場が外 側に開いている場所)が出現しているため、コロナホール由来の高速風の到来。「太陽風の密度(プラズマ濃度)上昇、速度と磁場強度上昇。磁場の南向」が発 生し、「磁気圏圧縮と地磁気攪乱」が起こりました。今回はこれを現時刻まで2度も繰り返しています。大きなトリガーが2回も起きたことになります。遠日点、963黒点形成とフレア活動、月の再接近日による引力、高速太陽風による地磁気攪乱、新月大潮による引力(昨日ピーク)。さらに「磁気圏圧縮と地 磁気攪乱」が2回、台風通過後の高気圧発達が加わります。台風通過点の想定震源域近郊の皆様は台風、津波に厳重な警戒をお願いします。

2007/07/15 16:30更新
この時間帯から世界中でM4以上の地震が1時間に一 度の頻度で地震が発生しています。どうぞ皆様、ご家族ご親戚までこの異常事態を御伝えいただき、地震対策、津波対策に万全の準備を御願いします。

2007/07/16 10:30更新
皆様大丈夫でしょうか。
平成19年7月16日10時13分頃地震。震源地は新潟県中越沖で震源の深さは約10km、M6.6。震度6強。http://www.google.co.jp/で半角37.5スペース138.6と入れ、地図を選べば、震源が見えます。余震にご注意ください。本日大警戒です。

2007/07/16 11:11更新
大きな地震があるときは必ず大きな太陽活動がありました。大潮や気圧などの機械的なトリガーだけでは大きな地震は発生していません。同時にあるいはその3日以内に大きな太陽活動が伴えば大地震は発生しています。

2007/07/16 13:10更新
黒点963はすっかり衰えましたが、世界時の昨日はUTC15日11時(日本時同日20時)B2のフレアが発生。M4以上の地震発生に 直結していると考えられるBクラスフレア発生。コロナホール由来の高速風の到来。「太陽風の密度(プラズマ濃度)上昇、速度と磁場強度上昇。磁場の南向」 が発生し、「磁気圏圧縮と地磁気攪乱」が起こりました。今回はこれを現時刻まで2度も繰り返しています。大きなトリガーが2回も起きたことになります。今 回は太陽風速度も600kmを超え、磁場の南向きも最大-10nTを超えました。激しい磁気量の供給により南極では、緑色のオーロラが出現しました。現時刻では、約485km/秒でやや高速。磁場強度が下がり南北成分が0nT付近ですので、高速風の磁気圏への影響は弱まっています。現時刻では速度が高 いのみで平穏です。太陽は非常に不安定で多数のコロナホール(太陽磁場が外側に開いている場所)が出現しているため、信じられないのですが、次の高速風が 19日に地球到達予定。遠日点、963黒点形成とフレア活動、月の再接近日による引力、高速太陽風による地磁気攪乱、新月大潮による引力、「磁気 圏圧縮と地磁気攪乱」が2回と続きました。今後の焦点は、台風通過後の高気圧発達です。台風通過点の想定震源域近郊の皆様は台風、津波に厳重な警戒をお願いします。

2007/07/16 18:51更新
新潟中越沖地震は余震が53回。気象庁は今後も震度5、6弱の余震を今後1週間警戒しています。震源地の天候は明日午後から雨が予測されています。皆さん。テレビやラジオの異変を次のサイトで確認してください。。愛知県でもテレビの受信不良が確認されているようです。また、世界でも地震の異変が止まりません。1時間に1回のM4以上の地震が続いています。