2007/07/07 13:59更新
西日本の地震現況と今後2週間程度の予測について述べます。
まず、USGSの日本のM5以上の地震の1年間の頻度分布を見ます。赤い線Ridge(海嶺、マグマが上昇する場所)が台湾から南西諸島にあります。世界的に海嶺活動は活発です。太平洋側を中心にプレートの subduction zone(沈みこみ帯)ピンク色が形成されています。フィリピン海プレートの他のプレートに対する沈みこみが顕著です。
1年間に1回程度のM5以上の地震が起こっている西日本の地域をご覧いただくと、関西一帯と九州の熊本以南が該当します。まず、ここに注目します。海嶺と沈みこみ帯が重なる南西諸島、沈み込み帯の近郊の九州の太平洋側と紀伊半島付近が注目です。
次に、Hi-net自動処理震源マップ。 表示地域を西日本、表示期間を30日とします。この震源マップで、赤と黄色の丸が集中している地域を探します。
震源が50km以下の深さで発生している地域です。和歌山県とその沖合、次いで、滋賀県と京都近郊、次いで熊本から大分、次いで日向灘。地震のエネルギーが地殻表面付近まで蓄積されています。前述 の頻度分布と重ならない地域はHinetの表示がない南西諸島のみです。これらの地域が警戒地域だと判断します。
次に地震の規模ですが、大気イオン地震予測研究会南あわじ測定点。100K を超えるピークが6/10日以降、頻繁に観測されています。過去成功例から、能登半島地震(22Kのイオン)時の5倍以上のイオンが頻繁に観測されていま す。巨大地震の到来が懸念されます。大きな地震は前兆も長く、大気イオン観測から最大110日で対応地震発生という過去成功例もあります。ですから正確な予測はできません。
しかし、今後一週間は地球の遠日点による重力、2個の彗星近日点による大量磁気量の影響、月の再接近日による重力、新月による大潮と目 白押しのトリガーに耐えられるかどうかが最大の焦点です。あくまで私見ですが、耐えられなければ、最後のトリガーの新月大潮付近7月13日あるいは14日 にこれらの地域のどこかで巨大地震が発生する可能性があると思います。
詳細な前兆を報告してきた南海地震(和歌山県潮岬沖M8以上)や日向灘の地震などに 厳重な警戒が必要であると考えます。

2007/07/08 12:28 更新
東日本と北海道の地震現況と今後2週間程度の予測について述べます。
まず、USGSの日本のM5以上の地震の1年間の頻度分布を見ます。赤 い線Ridge(海嶺、マグマが上昇する場所)が能登半島沖から秋田沖にあります。世界的に海嶺活動は活発です。北海道から関東の太平洋側にプレートの subduction zone(沈みこみ帯)紫色が形成されています。伊豆半島沖から房総沖にかけてトランスフォーム断層(transform fault、プレート境界に交差して生成される横ずれ状の断層)が走っています。昨日同じ断層を持つメキシコでM6.1の地震が起こりました。注目すべき地震は二つです。
1、連動する千島海溝と日本海溝における海溝型地震
日本の過去最大地震は日本海溝における三陸沖地震です。千島海溝と日本海溝では、三陸沖地震を筆頭に巨大地震が頻発しています。図の頻度分布を見てもM5以上の頻度は北方4島付近の赤(年6回)を 筆頭に三陸沖(年3-4回)、東北太平洋側から関東黄色(年に1-2回)です。千島海溝の北の端はカムチャッカ半島ですが、その半島で激しい地震と火山活動が生じ、その東方沖で地震が発生すると、後続して、釧路沖や三陸沖でM5規模の地震が発生しています。
2、南関東直下型地震
上述のトランスフォーム断層一帯では、規模が小さい地震が頻発しています。また、房総沖や茨城県沖、関東内陸部でもM4規模の地震が頻発しています。東大のHarvest震源マップです。関東一円に地震が広がっています。直下型地震想定震源は東京湾北部か東京西部とされています。
その他としては、このマップでもわかるように、能登半島でも小さい地震が頻発しています。再度の大きな地震が石川県西方沖を中心に心配されます。
次に地震の規模ですが、大気イオン地震予測研究会神奈川厚木測定点
100K を超えるピークが7/3と7/4。また、80Kを超えるピークが7/7。これらのピークをよく見ると、ピークの形状が前者と後者では違います。大気イオン ではないが、電磁波ノイズでは、前者のピーク形状は海洋発生源が多い。前者と後者は発生源が異なると推定する。過去成功例から、能登半島地震(22Kのイ オン)時の5倍以上のイオンが頻繁に観測されています。巨大地震の到来が懸念されます。大きな地震は前兆も長く、大気イオン観測から最大110日で対応地 震発生という過去成功例もあります。したがって正確な予測はできません。投稿1216で述べましたように、今後一週間のトリガーの連続から、あくまで私見 ですが、耐えられなければ、最後のトリガーの新月大潮付近7月13日あるいは14日に上記の3地域のどこかで巨大地震が発生する可能性があると思います。

2007/07/12 9:28 更新
まだ修行中の私なりの台風通過前後の日本の予測をしたいと思います。その1南海地震。根拠の一つは私の解析。もう一つはTEC21の予測。『M7.2で、32.7度、136.4度、深さ30km、7/18頃』。潮岬から南東120kmの海域です。発生日は私の予想は7/13から7/15。台風の進路予想です。
地 震のトリガーが続き、私は臨界点と判断。台風が予想どうりであれば、台風通過後の急激な気圧上昇が最大最後のトリガー。TECさんの判断は皆さんでサイト をご覧ください。外れることを心から願います。この地震の最大の特徴は津波です。和歌山、大阪南部、徳島、高知、九州太平洋側の皆様はどうぞ防災とくに津波の避難方法や連絡体制のご確認をお願いします。想定震源より近いところは短時間での到来ですので、防災用のラジオを携帯されることもおすすめします。

2007/07/12 12:21 更新
『逆ラジオによる電磁波ノイズデータ』の鹿児島7/10に海洋性発生源と考えられる不定形のノイズ。沖縄の西方には、南西諸島海嶺があります。世界的に海嶺活動は活発です。また、沖縄の東方には、プレートの 沈みこみ帯があります。フィリピン海プレートの沈みこみが顕著です。
奄美大島、沖縄本島東方沖を中心に最近M4クラスの地震が頻発し、地震のエネルギーが蓄積されていることは明らかです。台風通過後の大きな地震に警戒が必要と判断します。。九州の30km以浅の地震です。種子島を中心に日向灘まで浅い地震が広がっており、その地域は地殻の表面まで地震のエネルギーが蓄積されています。特に種子島から鹿児島東方沖は注目すべき地域です。

2007/07/12 12:31 更新
連動する千島海溝と日本海溝における海溝型地震と南関東直下型地震です。前者は逆ラジオによる電磁波 ノイズデータの7/7と7/9の塩釜仙台と7/10の盛岡に海洋性と考えられるノイズがあり、台風通過後の地震が懸念されます。また、10日、11日と立て続けに起きている長野県南部地震は、地図で検索すると、御岳山の麓です。今月に入って頻発しており、世界 中で火山噴火が盛んですので、御岳山噴火情報にご注意ください。

2007/07/13 10:45 更新
南海地震の可能性をまず、2つのデータから検証します。一つはe-PISCOの大気イオン濃度測定です。過去にM6から7.5の地震前 兆捕捉の成功事例があります。捕捉から本震発生までの期間は3-110日で、測定点から発生源までの距離はおよそ200km。大気イオンと地震前兆の関係 は次のように理解(仮説)されている。「地殻にプレート運動などによる圧力がかかり、地殻に微細な亀裂が生じ、そこからラドン等が放出され、イオン(ラド ンや210Pb+)に小さなちりや埃(エアロゾル)が付着し、大きくなる。大きくなったイオンは重くなり、地表に落ちてくる。その際に、イオン測定器がイ オン濃度を観測する」。もう一つは地電位測定です。地電位測定は地震前兆として、名古屋大学などでも測定しているが、プレートの変化のみならず、他の要因 でも変動するとされている。
今回の前兆はe-PISCO大気イオン地震予測兵庫南あわじ測定点と地電位測定の和歌山県田辺市観測です。今回の大き な特徴は、両者の観測日が全く一致するということです。つまり、田辺市の地電位に変化が生じた日には、大気イオン兵庫南あわじ測定点で著しい大気イオンが 測定されるということです。これがこの2ヶ月に5回もあります。
1回目 2007/05/6田辺市の地電位が急上昇し、同日ePisco大気イオン南あわじ観測点も大気イオン測定。
2回目 2007/05/25田辺市地電位が上昇し、同日南あわじ観測点88kのLargeイオン濃度観測。
3回目2007/06/09田辺市地電位が上昇し、同日南あわじ観測点113kのSmallイオン濃度観測。
4回目2007/06/14田辺市地電位が上昇し、同日南あわじ観測点80k、100k、50kの3度のSmallイオン濃度観測。
5回目2007/06/17田辺市地電位が上昇し、同日南あわじ観測点30kのSmallイオン濃度観測。
2007/06/18田辺市地電位故障。
その後の経過は同測定点で観測しているラジオノイズ(震源から発生する電磁波をノイズとして測定)も含めてグラフ化しました。
6月以降次第にラジオノイズは増加し、6/10ー6/15までは5万カウント、6/18ー7/2頃まで5万ー10万カウント、状況によっては10万カウントを超えています。この頃関西では、テレビのノイズや携帯電話の受信不良が頻発しました。
7月2日以降はノイズも収まっています。これは地震発生前の抑制状態(緊張状態)に入ったと考えます。
次 に大気イオン濃度測定による地震前兆捕捉の成功事例で、大気イオン濃度と対応地震をみてみます。大気イオン10kで対応地震M7.0。大気イオン85kで 対応地震M6.0。大気イオン24kで対応地震M6.8。大気イオン16kで対応地震M7.4。大気イオン11kで対応地震M7.3。一方、上記6回のう ち2回目から5回目までの大気イオンを合計すると570kのイオン濃度となる。これに対応する地震はどう考えてもM8規模ではないでしょうか。
次 に、桜島噴火との関係性です。1946年 1月から11月に桜島は大噴火。その年の1946年12月21日午前4時19分に和歌山県潮岬沖で発生したマグニチュード8.0の昭和南海地震が起きた。 本年5月16日時13分に桜島昭和火口でごく小規模の噴火が発生しました。噴煙は、最大で火口から500メートルの高さまで上がりました。昭和火口は去年 6月4日から2ヶ月間60年ぶりに噴火しましたが、再度11か月ぶりの噴火となりました。
巨大地震の前には、火山の噴火が前兆現象となることは、関東大震災と三宅島のマグマだまりの上昇でも示されています。
最 後に、高知の南海トラフで本年5月、プレート(岩板)がゆっくりと滑り込んでいく「スロースリップ」が起きていることが、東京大学と米スタンフォード大学 の研究者の共同研究でわかっています。一つの前兆現象としてとらえられます。なお、今回の想定震源は1946年と同じ和歌山県潮岬沖です。
以上の三点が、私が南海地震を懸念する理由です。

2007/07/13 15:32 更新
ロシアのボコフ博士を述べていたが「二つの高気圧の間を割って入るように台風が進行した場合には、台風通過後に、周辺では発達した低気圧(台風)とのバランスをとるように必ず高気圧が発達する。それが、大きなトリガーになる。」これに尽きます。今回の台風は大型で非常に強い勢力です。逆を言えば、台風接近時は急激に気圧が下がり、地震の心配は薄れる。沖縄、鹿児島東方沖、南海地震、南関東直下地震、宮城県沖、三陸沖と地震のエネルギー が蓄積されているところに進路を向けているようです。台風対策とともに地震と南海地震想定域近郊の津波対策をお勧めします。また、災害時には、電話が集中 しますのでつながりません。緊急伝言ダイアルの使い方や携帯ラジオ、懐中電灯、笛などもご準備ください。

2007/07/13 18:15 更新
大気イオン地震予測研究会神奈川厚木イオンの異常な上昇。「震災レベルの上昇ですが、各地の電磁波ノイズで、相当のノイズは関東には見当たらないとした」地図を見てよく考えてみた。昨日の神奈川県の地震。相模湾周辺であり、対岸に鴨川がある。FMノイズ千葉県鴨川観測点で、異常なほどの反応が続いている。すべて千葉県沖の地震活動だと決めつけていたが、仮に対岸の相模湾の反応も相当量はいっていれば厚木のイオン上昇も説明がつく。
相模湾には、相模トラフがある。「相模トラフ付近には、フィリピン海プレートが北西に北アメリカプレートが南東へと動いている横ズレ断層がある。これは小田原市東部の国府津付近からは、活断層であることが知られている国府津-松田-神縄断層帯に繋がっている。一方、南東側は伊豆大島と房総半島の間を通って東 方沖にある日本海溝に繋がっている。」 相模湾周辺の異変も十分に考えられる。

2007/07/14 09:09 更新
奈良県、愛知県から観測された夜間の関東の白光現象の場所がどうにも気になっていました。 e-PISCO厚木測定点と千葉県鴨川観測点のデータの関連性から相模湾周辺と推定しました。横浜市の神縄・国府津−松田断層帯地震関連資料を調べて みました。7 月12日5時29分、神奈川県西部地震(M4.2)はこの想定震源域の地震です。13日9時28分西表島M3.4、14日5時38分種子島近海 M3.6と台風通過後に立て続けに地震が発生しておりますので、念のため、神奈川近郊の皆様は台風通過後に地震に警戒下さい。

2007/07/14 18:28 更新
南海地震は過去、江戸時代以前まで歴史を遡ると、東海地震・東南海地震・南海地震は連動して発生した ことが確認されており、揺れと巨大津波により甚大な被害を被っている。その場合のキーポイントは南海地震です。防波堤の役割を担っている潮岬沖が崩れる と、相模湾から駿河湾、東南海と時期が後になる場合と同時な場合がある。今回は、伊豆半島東方沖と相模湾に異変が集中していますので、特に心配されます。厚木のイオンが過去一週間震災級のレベル。とにかく、台風通過前後が警戒です。

2007/07/16 10:30 更新
平成19年7月16日10時13分頃地震。震源地は新潟県中越沖 (新潟の南西60km付近)で震源の深さは約10km、M6.6。震度6強。余震にご注意ください。後でさらに報告しますが、本日大警戒です。

2007/07/16 11:11 更新
「地震は気象の一部の地象。地震のエネルギーは太陽が地球に供給する磁気量。地震体積論の考え。つま り、局地地震で、地殻に蓄えられたエネルギーの一部が解放され、連続的な局地地震の発生により、その地域の地殻は、広く平均的に地震エネルギーを蓄える状 態になる。その広いエリアの一帯に、さらなる太陽からの磁気エネルギーの供給、そしてトリガーによるエネルギーの解放。これが大地震」。この三点が重要だと思います。大きな地震があるときは必ず大きな太陽活動がありました。大潮や気圧などの機械的なトリガーだけでは大きな地震は発生していません。同時にあ るいはその3日以内に大きな太陽活動が伴えば大地震は発生しています。前置き長くなりましたが、南海地震発生の確率が増す中で、連動型地震の可能性を探ってみたいと思います。
「台風4号の勢いが衰え、バラケた処(東海・伊豆諸島)でエネルギーの蓄積は終焉している。台風通過エリアは、広域地震の震源域となるエリア」。e-PISCO厚木測定点の著しい上昇。。 この一部は以前にも推定しました本日の新潟地震の前兆と思います。またその発生源の一部は「相模湾と伊豆諸島東方沖」と推定しました。逆ラジオによる電磁 波ノイズデータ「静岡県の清水市、浜松市などに」海洋性発生源と思われる顕著なノイズがあります。南海地震がさらに、伊豆半島までの間で広域に巨大地震が起こる可能性はあります。同時期かどうかはわかりません。和歌山田辺市の観測点AMノイズデー タ。全くのノイズなしです。このような状態ですと完全な緊張状態です。「少しノイズがある時に増えたら注意」といえますが、全くないときは厳重警戒域です。どうぞ皆様、地震対策、津波対策をお願いします。

2007/07/16 16:50 更新
6 月12日フォッサマグナ上の安曇野市の明科で地滑り。幅200m、長さ250m。またその前後、富士山ではM5を超す深発地震がありました。フォッサマグ ナの地殻変動です。糸魚川静岡構造線の西側で日本を縦断して深さ200-700kmのM5 以上の深発地震が発生しています。地殻に歪みがある証です。 フォッサマグナで異変があれば、引用サイトで明らかなように、新発田小出構造線、柏崎銚子構造線、本糸魚川静岡構造線に囲まれる地域で地震が発生しやすく なります。本日の新潟地震もこの範囲内の地震です。従いまして、本日の地震の観点からは、この範囲の他の地域。関東でいうと、千葉と熊谷を結ぶ線から西の糸魚川静岡構造線の東で前兆がはっきりしている地域が警戒ではないでしょうか。
この観点からも相模湾と伊豆半島、松田断層帯が警戒域だと思います。

2007/07/16 17:41 更新
琉球大学木村先生が四国中央構造線-野島断層(淡路島)-琵琶湖-若狭-能登にいたる日本断層を提起された。ユーラシアプレートのなか の中央構造線とフォッサマグナと日本断層に囲まれた地域を東海マイクロプレートと考えられていた。今回の新潟地震が、フォッサマグナの歪みで生じたとなれば、もう一つ の後続はこの日本断層上の延長。南海地震とつながる恐れもある。日本断層の活性化は最近一ヶ月関西で続く地震の活性化にも直結しており、今後推移を追って いきたいと思う。

2007/07/16 23:45 更新
16日23時18分頃地震。震源地は京都府沖で震源の深さは約370km、地震の規模(M)は6.6。今回の地震は伊勢湾・三河湾〜琵琶湖〜若狭湾の地震。若狭湾-伊勢湾構造線での地震です。糸魚川ー静岡構造線の異常な活性化はこのラインにも連鎖した。このラインの反対側の三笠湾、伊勢湾地域の方もどうぞご注意ください。このM6,8の地震は、若狭湾-伊勢湾構造線で起きた地震だったことが、USGSのマップではっきり証明された。過去30日間に形成された深さ300-500kmの深発地震の帯。この同じ深度でM6.8の地震。今後は若狭湾-伊勢湾構造線上で、地震の頻度が高まるのは必定です。

2007/07/18 11:12 更新
世界の地震活動がさらに活発化しておりますので、日本の今後10日以内の地震活動を私なりに考えます。現在前兆データで注目はePisco神奈川厚木測定点です。 捕捉から本震発生までの期間は3-110日(平均10日前後)。大気イオン濃度測定による地震前兆捕捉の成功事例で、大気イオン濃度と対応地震をみると、 大気イオン10kで対応地震M7.0。大気イオン85kで対応地震M6.0。大気イオン24kで対応地震M6.8。大気イオン16kで対応地震M7.4。 大気イオン11kで対応地震M7.3。厚木測定点は7月以降100kを超すピークがたびたび観測され、その一部のピークが新潟地震の前兆だったと考えられ る。現状だけでも7/12-7/17まで100k以上のピークを頻繁に観測しており、7/15は機器の上限値を突き抜けている。ピーク形状は不定形で海域 発生源のピークと考えられる。イオン捕捉範囲が半径200kmあるので、他の前兆データからイオン発生源(想定震源)を推測したい。逆ラジオによる電磁波 ノイズデータ。過去10日以内に著しいノイズピークがある観測地点は次の通り。仙台塩釜(5回)、盛岡(1回)、静岡清水(6回)、神奈川鴨宮(7回)、 静岡榛原及び菊川(10回ピーク小)、静岡浜松(9回)、伊勢(4回)。
当然厚木と近い地点がレスポンスが高いので相模湾内の神奈川鴨宮がイオン 発生源の可能性が最も高い。もう一つの可能性は東南海、東海地震の想定震源がラジオノイズ観測点の伊勢から静岡榛原まで並んでいる。
以上のような観点から大きな地震が懸念される地域は、相模湾、潮岬から駿河湾に至るプレート境界面地域、ラジオノイズで頻度が大きい仙台沖。

2007/07/18 14:12 更新
フォッサマグナの歪みに端を発した6/12の新潟中越地震沖をはじめとした地震の連鎖。6/12の最後は若狭湾-伊勢湾構造線の北の端。23時18分、京都府沖、震源の深さ370km,M6.6。。この地震の重要さは規模の大きさと深発地震であることです。和歌山県田辺市で地震前兆を観測されているサイト。 独自のプログラムで歪みを推測されています。最新の7/22のマップ。狭湾-伊勢湾構造線で速くも歪みが観測されています。全くこの構造線に重なっていま す。上記の深発地震はこの西端です。影響が速くも現れています。つぎに2004年の地震との関連です。2004年10月23日新潟県中越地震M6.8。 2004年9月7日紀伊半島南東沖地震(M6.9、M7.4、M6.4)。新潟地震と紀伊半島沖地震はこのように連鎖しやすい。関連性があると思います。上記2点の理由から今回も1383で示したように紀伊半 島に顕著な前兆があります。南海地震というより東南海地震あるいは紀伊半島南東沖地震かもしれません。この前兆データとした上記田辺市のサイトの下図で見 ていただくと再度緊張状態であり、天候も回復してきましたので警戒は続くと思います。

2007/07/19 10:40 更新
環太平洋火山帯とは、太平洋プレートを中心とする太平洋の海 洋プレートが、その周辺の大陸プレートや海洋プレートの下に沈み込むことによってできた火山列島や火山群の総称。日本列島やインドネシア、フィリピン、ア リューシャン列島などの火山列島、アンデス山脈やロッキー山脈も含まれる。プレートの沈み込みに伴って火山活動のほか地震活動も活発。今回の世界の地震活 動の活発化は、4月からの世界中(主として環太平洋火山帯)の火山噴火の活発化が始まりだった。4月以降世界の著名な火山は50以上噴火し、とくにカム チャッカ半島で顕著である。6月25日に過去10年西太平洋で例がない爆発的噴火をしたクルチェフスカヤ火山。こちらのサイトでどうぞ。 噴煙は今なお上空8kmまで達している。カリムスキー火山やシヴェルチ火山も同様に爆発的噴火は続いている。この影響が特に最近顕著で太平洋プレートと フィリピン海プレートの沈み込みが激しい日本の太平洋側一帯は環太平洋火山帯活発化の最大の影響をメラネシア周辺とともに受けている。

2007/07/24 10:20 更新
相模湾、静岡西部、能登半島は7/26頃まで厳重警戒。日本の今後5日程度の最も警戒すべき地域は、警戒順に宮城沖(1413報告今後も後続)、北海道東方沖、新潟中越沖地震余震、愛知西部、志摩半島沖、若狭湾沖、潮岬近郊、岡山、北海道南西沖(火山活動との関係)、日向灘、南西諸島です。とくに昨日の千島諸島の群発地震の後続で北海道は警戒です。

2007/07/24 16:51 更新
本日の神奈川西部地震M4.4、M2.2の足柄森林公園付近の地震に対する電磁波ノイズデータの対応ピークは7/19、7/20の鴨宮のノイズピーク と考えられ、鎌倉の7/20から7/21の海域発生源(相模湾内)と考えられるピークはまだ対応地震は発生していないと考えられますので、本日の夜半から 明日にかけて周辺地域の皆様は十分にご警戒ください。