ロシア国立水理気象学大学の地震予知科学研究室の
ヴィクトル・ボコフ博士が報告した
「地震発生の兆しは大きな2つの変化から推測できる。
それは、『太陽の磁場活動の変化』と『高気圧の気圧変化』
から見られる。
この2つの変化が同時に起った時にM4以上の地震が発生する。」
震源と気圧変化が理解できませんでした。
地震誤報士@品川さんのサイト。
「震源は地上付近の気圧を下げます。」という考え方です。
この考え方によると、震源と気圧の関係は理解できた。
大きな震源があり、その震源により地上付近の気圧を
低下させれば、その周辺地域はバランスをとるために、
高気圧が発達する。
大きな地震の想定震源地域ではなく、その周辺の地域の
高気圧の発達の有無を知ればいいと単純に理解しています。
上記サイトには、その他のいろいろなケースが紹介されています。
さらに、「震源は気圧を下げる。」であれば、集中豪雨や
激しい雷雨が発生した地帯は震源の候補になると思います。
「高気圧に覆われると地震に注意」とよく言われます。
私が半年間の間に検証した範囲内で理解した答えは
「曇雨天時であっても気圧が上昇したら地震に注意」です。
20007年3月の能登半島沖地震発生半日前には、関東付近に
停滞した前線により、震源付近は曇天だった。
地震発生6時間前には、震源が高気圧を中心とする等圧線を
引っ張って等圧線を変形させ、気圧が上昇した。
2007年7月の新潟中越沖地震発生時には、台風が去り、
気圧が急激に上昇していた。
地震誤報士@品川さんのサイトに、詳しく解説して
ありますので、そちらにお任せします。
私は、日本付近や極東地域の高気圧の発達の程度だけ
みるようにしています。
1、週間気圧図で、高気圧の位置と発達の程度を
週間単位で大まかに把握する。
2、気象庁の天気図で、情報選択を実況天気図にして、
動画開始にして、過去24時間の天気図の変化を知る。
この2点だけで、高気圧の発達の有無とその高気圧が
影響を及ぼす地域を概略理解できます。
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