★MODIS(Moderate Resolution Imaging Spectroradiometer)。米国の地球観測衛星Terra及びAquaに搭載されている光学センサーで,可視から熱赤外域(0.4〜14μm)を36バンドで観測します.走査幅は2330km,実効的な回帰日数は2日で,2機体制で運用されているため,1日1回程度の割合で夜間データが利用できます。 赤はバンド21,緑はバンド31.
{左端のグラフの見方}
バンド31 は主にバックグラウンドの地面の温度を反映するのに対し,バンド21 は画素内の高温物質の存在により見かけの温度が大きく上昇する.バンド31とバンド21の温度の変化を示したグラフです。
つまり、噴火にかかわるようなことがあると、赤点がワープして、温度が上昇するということです。
MODISの赤外バンドの内,バンド20(3.7μm)と31(11μm)は,大気透過率の高い波長領域に位置するため大気の影響が少なく,従来から火山の解析に用いられている
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